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ジリリリリリリッ!
目覚まし時計が鳴る。
カチッ
目覚ましを止めた。
「朝か…」
そんなことを思っていると、
「裕哉!早く起きて仕度しなさい!今日から高校生でしょ!」
母の声が聞こえた。
「…分かったよ」
俺はリビングに降りていき、朝ご飯を食べた。
今日から俺は、晴れて高校生。
東堂高校の生徒になった。
俺は急いで朝ご飯を食べ、制服に着替えた。
「じゃあ、行ってきます」
「行ってらっしゃい」
俺は東堂高校に向け歩きだした。
高校への道には、以前のように桜が咲いている。
ピンク色に咲く綺麗な桜の花……
そんなことを思っていると、
「よぉ、真田。久しぶりだな」
修平に会った。
「おう修平。久しぶり」
「早く行こうぜ真田」
「そうだな」
修平は走ったので俺もついていった。
桜舞う並木の中を俺達は学校へと走る……
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