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照屋な侑李は
絶対自分から誘わない。
それに友達第一。
暇があれば
普通は友達と遊ぶのに…
花凛は嬉しかった。
コンビニで
ジュースやお菓子を買って
ずっと話していた。
侑李はもうすぐバスケの試合が近いらしい。
けど、一緒にいてくれた
花凛の表情に
察知したのだろうか…
不安も悲しみも
薄くなっていった。
「はいっ!!」
侑李が笑顔で
自分が飲んでたジュースを差し出してきた。
そういえば、間接キスなんてしたことないや…汗
顔が真っ赤になりながらも
そのジュースを飲んだ。
それは
パイナップルティで
とても美味しい―――…
「んん~!!上手い!!」
不意に目が合う。
恋人同士ならそれが当たり前なのだが
花凛は他の男の子と
付き合ったことがなかった。
それが余計に…
鼓動が速くならせる。
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