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花凛の上にのしかかってるのは
さっきまで
…ついさっきまで
友達だと思ってた男。
大和…
――ねぇ大和。
なんで花凛にこんなことしてるの?
大和の息が
首筋にかかる
「…やめてよっ」
どんなに拒んでも無駄だった。
どんなに「いや」って言っても
花凛の言葉さえ
大和に届いていなかった。
花凛はもう
暴れることなく
拒むことなく
あきれかえっていた。
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