120人が本棚に入れています
本棚に追加
「こぉら!!重いって」
なにかの
ふざけかと思い、
軽めに言う。
「ん…」
大和の熱い吐息が
首筋にかかる。
―――どうやらそんな空気ではないみたいだ。
ちょっ…
ちょっと待ってよ!!
顔をひねって
大和を見ると、
うるうるした大和の顔がだんだんと近いてくる。
「いやぁ!!やめて!!」
花凛には大好きな
彼氏もいるし、
キスもまだそんなに…―
とにかく拒否した。
「ねぇ、花凛。キスしていい??」
「嫌だ嫌だ!!離してよっ!!!大和、彼女おるやんか」
「…今は…花凛に甘えたい気分…」
―はあぁぁ??
.
最初のコメントを投稿しよう!