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「あははははははっ!!…あははははははっ!!…ひぃ~…ひぃ~!」 ガルガナム魔術高校 その校舎の中、高校室と書かれたプレートが貼られている部屋の中から女性の笑い声が木霊していた 「……笑いすぎだよ」 大笑いする女性の前でローブを着た人物-ライナ・シュリーズ-は不機嫌そうに唇を尖らせる 「いや…ひぃ~…だって…ププッ…ククッ」 未だに腹を抱えて笑う女性が座っている椅子の前には『校長!』、と書かれたプレートが置かれている 「…ふぅ……いや~…笑った笑った」 「…………」 ライナの隣には受付嬢-エミリ・シュライナム-が先ほどの失態に項垂れている 「…いやだ~って…門番には高校生か疑われ…ププッ…エミリには………」 ライナが隣で項垂れるエミリをスルーしながら、校長が突然黙り込んだのに不信に思っていると…… 「……あはははははははははははっ…あ~はははははっ……!!……ゲフッゴフッ……あははははははっ!!」 「……………」 ……ただの溜めだったようだ 「……はぁ……蒸せるまで笑う?普通」 「あれで?……あれが?……」 エミリは更に深い所に墜ちたようだ 「………はぁ」
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