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拓馬「うるさい…。」
拓馬は一言だけ言った。
母「…つれないわね…折角早く帰ってきたのに!」
母親は色々と言っていたが拓馬は軽くスルーしてエプロンをつけた。
拓馬「晩飯抜きにするよ?」
拓馬が脅すと母親は態度を一変させ土下座で謝った。
母「済みませんでした!だから、作ってよ~!お願い!」
母親から抱きつかれて鬱陶しかったから許してしまった。
拓馬「向こうに座ってて!」
拓馬がそう言うと母親は大人しく離れていった。
拓馬は簡単な夕食を作り、早くに食事をすませた。
母「今日も行くの?」
母親はテレビを見ながら聞いた。
拓馬「…あぁ…」
拓馬は素っ気ない返事をしてリビングを出ようとした。
母「全く…戻ればいいのに!責任だとか宿命だとか関係ないじゃん!ただの…後悔…」
母親が笑うように言った。
拓馬「うるさい!!黙っていてくれ!!」
拓馬は珍しく怒鳴っていた。
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