序章

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朝。 心地よい陽射しで目が覚めた。 いつもと変わらぬ太陽。 俺は食卓に行った。 いつもと変わらぬご飯。 今思えば、こんな事がすごく幸せだったのだなぁと思う。 朝食も済ませて着替え終わった時だった。 ピンポーン インターホンが鳴った。 俺はいつもの如く外に出た。 そこにはマドンナもビックリの美少女が待っていた。 こいつの名前は水梨桜(ミズナシサクラ) 俺の自慢の彼女だ。 「毅♪おはよ♪」 『あぁ♪じゃ、学校行こうぜ♪』 そして俺達はいつもと変わらぬ通学路を通って登校した。 この時は、こんな平凡で幸せな日々が続くものだと思っていた。
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