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※菜実目線
────打ち上げ当日
私はろだｰと健と３人で待ち合わせて行くことになってなんだか気が乗らないまま駅の改札前に立っていた｡
２人はまだ来てない｡
正直今日この場に来たくなかった｡
けど私が来なかったらきっとろだｰは心配するだろうと思い,重い体で支度をして家を出てきた｡
来たはいいけどなんか今日健の顔まともに見れない気がする｡
ふと鏡を取り出して自分の顔を映した｡
………やっぱ目腫れてるなぁ…｡
昨日やっぱ泣きすぎたかな｡
｢はぁ…｡｣
私は大きくため息をついた｡
｢そんなおっきなため息ついたら幸せ逃げるでｰ｡｣
｢あ…ろだｰ｡｣
ふと声のする方を見上げるとろだｰが立っていた｡
｢結構待った？｣
｢ううん,５分くらいかな？｣
｢そか｡そういや小渕は？｣
ろだｰはキョロキョロと健を探すような素振りをした｡
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