白い君

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ふわりと舞い落ちてくる白い羽根。 なんだか幻想的で夢のようだよね。 でも確かに感じるのは君の体温。 それは月夜の逢瀬。 神様への秘め事。 嗚呼。 君は刹那の恋人だから。 清らかすぎて手を取ることしかできない。 なんて僕は臆病なんだろう。 抱き締めてしまうと君が消えてしまいそうに思えるなんて。 でもね。 これだけは言えるよ。 『君を愛してる』 END
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