二人の事は二人が知ってる

再会

週末実家に帰った私はパパに事情を聞いた

『今回はどんな理由なの？ママに電話したけど言わないし…』

するとお兄ちゃんが上からおりてきてこう言った

『ほんっと、くだらない理由だぜ。新しいメニューの事でお互い譲り合わなくてよ～お袋は完璧日本人になっちまって頑固、頑固』

『なんなのそんな事？ママってば最近南国のイメージまったく抜けたからね。女将みたいになってる…』

パパは小さな声で『俺も悪かったけど…しばらく実家帰ってればまたのんびりした性格に戻るかなと…』

『もどらねーよ！』と私とお兄ちゃんは同時に突っ込んだ

しかたないからしばらく週末は私がくることになり、お兄ちゃんも仕事の合間に店手伝うことになった

その日ママに連絡もした

『ママもいい加減にしなさいよ。私とお兄ちゃんが迷惑被るんだから！』

『うらんも結婚したらわかるヨ！パパは最近愛してるもいってくれないし！ママなんか淋しくなっちゃってさ…ハワイはそんなママ癒してくれるの。いいでしょ？しばらく』

『それは構わないけど…お兄ちゃんも今連載やらで忙しいの、私はまだいいけどね。』

ママはいつまでたってもオアフの高校生だ

金髪に青い綺麗な目。本来のんびり屋なんだけど、日本にいて商売してると日本のおばさん化してくるんだね…

私はママの金髪と青い目引き継いでこんな顔立ち
毛染めにカラーコンタクトはひっすいアイテムです

お兄ちゃんは顔は日本人だけどオリエンタルな感じ。怒ると怖い元ヤンキー

まあ私も学生の時はバリバリヤンキーだったから血は争えない

でもパパは優しい人助けてあげなきゃ