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しまったよ…
この学校にはお兄ちゃんの後輩がいたんだ…
黒田さん、私も昔から可愛がってもらってるから無視できない
『もうしないからさ。勉強もするから…』
『なにかあったら俺に言えばいいから』そう言って黒田さんは教室をでていった
茜が私の胸に飛び込んできた
『ジョージ兄ちゃんの知り合いなの?よかった。私うらんに何かしようとしてると思って』
『大丈夫茜。ほらご飯食べよう。一馬と三人で食べよか?』
『私は今日うらんのも作ってきたから、三人でつつきあいっこしながら食べよう!』
私は入口でぼーっとしてる一馬に机運ばせてお昼ご飯を食べた
一馬は結構豪華な弁当、茜は可愛い弁当、私はいまだにお昼ご飯はパンがいい。でも今日は特別
茜が作ったお弁当だもん
一馬も嬉しそう
茜は私がハワイから帰国して初めて通った小学校のクラスメートだった
なんの詮索もしないで、ニコニコ笑いながら私と遊んでくれた
お互いの家に遊びに行っては姉妹のように付き合ってきた
茜は生まれた時から心臓が悪かったらしい
入院すると、毎日私とお兄ちゃんは病院に通った
本当にもうダメかな?って手術もしたことある
でも茜は明るくていつも私の味方。だから茜との時間は1秒でも大切にしたいんだよ
一ヶ月もしないうちに茜にも私にも友達ができた
二人の共通の友達、一馬はもちろんだ
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