やっぱり変わらない二人

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私は指定された店の中に入っていった 洋風の居酒屋さんで、高級レストランが苦手な私には嬉しかった 私のすぐあとに中居さんが入ってきた 『こんばんは!俺のほうが遅刻だな(笑)今日はおごりだな』 まずはビールで乾杯した。中居さんはなんとなく美容室の匂いがした 『俺もう忘れられてるのかな~って。なんかメールするのも女々しい気がするし、で思い切って電話』 『こっちも美容室行きます~なんていって(笑)セットくらいいいのにね。ごめんなさい』 『もっと綺麗な色に染めてあげるよ』 『私はこの前も言ったみたいにハーフだから元々金髪なんです。ホントは瞳も青いんですよ』 『ホントに?じゃあモデルにでもなったらよかったのに。勿体ないよ』 『そういうのできるタイプじゃないから(笑)ハワイにいたころは、大学で学内情報誌のモデルはしたことあるんですけどね』 『あ、ハワイ大学いたんだってね』 『叔母の家から通ってたから。あの…相談なんですけど』 『ごめん、ごめん!何かあったの?』 『実は滝川さんの事なんですけど、ミカと付き合ってるのかなと思って…』 『ミカちゃんと?俺は滝川にはそんな話し聞いてないな…よく会ってるの?』 『結構会ってるみたいで、この前の連休なんか一緒に北海道行ってるし。写真も見せてもらいました。でもミカは付き合ってる感が全然ないって』 『そういえば北海道のお土産もらったな…でもミカちゃんと行ったとかは聞いてないよ』 『中居さんも知らないならわからないですね』 『あいつはいい奴なんだけど女出入りは激しいよ。うーん…説明しにくいんだけど少し女に対しては不信感はもってるかな』 『不信感ですか』 『まあ、あいつは俺らと違ってぼんぼんだから寄ってくる女もお金目当て多くて嫌な目にもあってるんだ。だから改めて付き合うのとかが、怖いのかも…』 『見掛けって損ですよね。私にしろ仕事のため、こうやって変装してやってるんだから(笑)』 『そのてん俺は自由だな(笑)その件、少し俺に預からせてくれない?滝川に探りいれるから』 中居さんはそう約束してくれた
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