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ミカさんが言ってた滝川と言う人は、財界のお坊ちゃまだ。俺でも知ってる有名人…
遊ばれてるのだろうか?俺はその日の仕事帰りにうらんを待ち伏せした
『うらん!』
『なんだよ!一馬じゃん!ダメだよこんなとこで声かけたら!』
『ミカさんの事で話しあるんだ。どこかで話せないか?』
『じゃあ私んちくる?一人暮らしだから大丈夫だよ』
俺はうらんからかなり距離をとって、うらんのマンションまで行った
部屋の中は…相変わらず汚い…本やCDが積み上げられてゴミも貯まっていた
『少しは掃除しろよ!実家よりひどいじゃないか』
『まあまあ、空いてるとこすわんなよ』とうらんは着替えに行った
俺はその間片付けして、まともな部屋にもどした
『もつべきものは親友!コーヒーいれるから。で、ミカの事って?』
『彼氏さんの事だよ』
『ミカにきいたの?じゃあ話し早いね、どう思う?』
『俺は遊ばれてないか心配だよ…滝川コンツェルンの息子だろ?』
『なんだよね。あっちは気まぐれかも知れないけどミカはずっと好きだったんだよ。今滝川さんの友達に探りいれてもらってるんだ』うらんはコーヒーすすりながら、いきさつを語ってくれた
てか中居って男完全にうらん狙いじゃないか!鈍感な奴…
その時うらんの携帯がなった
『中居さん?どうしたんですか?ミカ連れて滝川さんとこに?ええ!とにかく行きます』
うらんの顔色が変わった
『一馬も来て!滝川さんの家破産するらしい』
滝川コンツェルンが破産?
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