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ミカを呼び出して、滝川さんが住むマンションに私たちは向かった
ミカは半泣きになってた
『ミカさん、あの家が破産なんて絶対ないから大丈夫だよ!何かの間違いだ』
『きっと理由あるのかもしれないし、大丈夫』私達はミカを慰めた
滝川さんのマンションはすごい豪華なマンションでその1番上だった
ミカが引く訳もわかるな…
部屋には中居さんもいて、滝川さんがソファーにうなだれていた
『滝川先輩しっかりしてください』とミカが寄り添った
『ミカちゃん、ごめん。プロポーズしようと思ってたんだけど、俺一門無しだ…それどころか何億も借金抱えてしまうことになる』滝川さんは肩を落として言った
中居さんは『ホントなのか?』と青ざめた表情だ
ミカは少し深呼吸すると、優しくこう言った
『先輩、お金あってもなくても私は好きな気持ちかわりません。借金あるなら二人で返して行きましょうよ、私は一生働きますから。まずはこれからどうしていくか、考えましょう。きっといい方法がありますから!』
ミカはしっかりした口調で言った。滝川さんはミカを抱きしめてありがとうといった
そしてしばらくしてミカの顔を見て『ミカちゃん!ごめん!』と謝った
ミカはもちろん、私も一馬も中居さんも意味がわからなかった
『破産なんて嘘なんだ…ミカちゃんの気持ち確かめたくて…ホントにごめん!』と土下座した
中居さんは顔を真っ赤にして『バカヤロー!ミカちゃん、試したのか』と怒鳴った
ミカは『中居さんいいんだよ、よかった。嘘でよかったじゃない…』
ミカは泣いている!
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