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父さんはその言葉を聞くとニコッと笑い俺の頭をクシャクシャとわしづかみした
『良く言った。だが明日からにしろ。何かと準備が必要だろ』
俺は大きく頷いた
その日、ずっとワクワクが止まらなかった
明日、旅にでるそう思うとじっとしていられなかった
父さんや母さんはその日はずっと工房に籠っていたが俺は仕事が入ったのだろうとおもい気にする事無く寝床についた
『朝――よ!起き――い!旅――出る―じゃないの?』
騒々しい朝である
俺は唸り声を上げながら夢の続きへと意識を落す
『………』
やっと静かになった
『カートレボリューション!!』
『ギャー!!』
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