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猛と俺は暫く沈黙をした状態でお互い向き合う。
2人が向き合う姿は勇ましかった。
沈黙を破ったのは猛の背後に居た先程の女性だった
『久しぶりね…英二』
英二『……陽子』
彼女は崎 陽子。 俺の元カノだ…… 4年間互いに連絡も取らずに居たせいか自然消滅という形に終わった。
陽子も以前と違ってかなり変わってしまった。
冷めた性格、その姿そのものが……
そして陽子の後ろから
男性が猛に話しかける
そいつ…進藤大介。
彼は武道家として4年前とは違って既に当主となっていた。
大介『猛…此処は不味い。他へ移ろう 』
猛『そうだな…こいつと一緒に居てもつまらん 』
猛、大介、その他の奴等はトルネードを出ていった。
陽子『どうして…連絡くれなかったの 英二…?』
英二『済まない…陽子、、俺は………』
『パァン!!』
陽子の平手を先程、猛から受けた拳と同じ位置に食らう。
陽子『……じゃあね』
陽子は去って行った。
久しぶりの再会がこんな形だなんて想像も出来なかった。
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