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隣に座る大介に伯父さんはビールを優しく出した
その時の伯父さんの表情は悲しく…涙眼になっていた
大介『英二、お前が海外へ行ってからの4年間
何があったか教えてやるよ
ここまで親切な友人に感謝しろよ? 』
俺は苦笑し互いに乾杯した
大介『再会に…』
英二『再会…にか』
大介『そう言えば英二、、お前薫ちゃんと海が付き合ってたのは知ってたか?』
俺は驚き首を横左右激しく振る。
すると俺の表情を見てから大介は伯父さんを軽く睨む
一平『仕方ないだろぉ〰 大介君…… あんな雰囲気で言える状況じゃ無かったんだからよ 』
大介に続いて俺も睨む……
一平『わぁーった、わぁーったよ。
済まん!! 英二、薫ちゃんまで巻き込んじまって』
伯父さんは両手を合わして申し訳なさそうな表情をする。
英二『兄貴…は何て言ってるんだ? 』
一平『……それが俺とは口を聞いてくれないんだよ
恐らく心中……激怒してるだろうな……
今…薫ちゃんが付き合ってるのは…… 』
大介『おっちゃん!話す順序が違うだろ💢💢
飛びすぎだ!! 』
英二『……誰だ?』
一平『…へっ!?何が?』
俺は拳をテーブルに叩きつける。
英二『薫の…現、彼氏だよ……💢💢 』
大介が伯父さんの代わりに答えた。
大介『……猛だよ 』
英二『…それ、ほんとか?大介 』
大介『…ホントだよ。
海が亡くなって猛に薫ちゃん共に泣いて苦しんだ。
それから暫くしてから
2人が付き合いだした。
つまり薫ちゃんは…
広瀬兄弟……と 』
英二『大介…頼むからそれ以上は言うな 』
俺は両手で頭を抱えた
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