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俺はやっとの想いで羽田からニューヨークの空港に辿り着くがしばらくしてから空港のテレビのニュースを見て兄貴の死を…テレビから知る事となった。
そして偕堂グループ本社爆破から僅かな時間で携帯に兄貴からの長文✉が届く
大介は俺の携帯を拾って
✉の内容を無理矢理、俺に見せつけた。
大介『お前のお兄さんが死ぬ前にお前宛に送った✉だちゃんと最後まで読むんだな。お兄さんの意志を無駄にするな 』
兄貴からの長文✉の内容はこうだ。
秀二✉『英二…俺はお前と一緒にニューヨークに行けそうに無い。 窪とか言う奴は
衛星を使ってどうやら遠隔操作をした様だ。
だが、心配するな俺が奴らのパソコンにハッキングをしてプログラム全てを書き替えた。
つまり、奴らもう遠隔操作をする事が出来なくなった訳だ。それと本社に仕掛けられたのはニトロだ。
お前も名前位は知っているだろう?あいつは恐らく
ニューヨーク支店の方にも仕掛けたに違いない。
英二、薫を奴らから救い出せるのはお前だけだ。
俺はそう信じている。
良いか英二、決して感情に全てを委ねるな…
落ち着いて、そして冷静に行動しろ。お前は直ぐ熱くなる癖があるからな。それがお前の弱点でも有り
お前の良い所だ。
英二、俺はお前と薫の側に必ず居る… 皆で仲良くなそれと伯父さんの事は全て許すと伝えてくれ。
兄、 偕堂 秀二より』
俺は✉の内容を見て涙が止まらなかった。
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