交渉

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ラッセルはキーボード、そしてマウスを操作しながらテレビ画面指差す。 英二『これはうちの会社の見取り図じゃないか』 ラッセル『そうです…これから映し出す映像を御覧ください 』 会社見取り図、全体的に緑色が覆っていた。すると会社の各フロア事に赤い丸が大きく点滅しだした。 英二『これは…』 ラッセル『お分りですか?これは衛星からの写真で貴方の会社を空から見たものですが、各フロア事に 爆発物が仕掛けられています。』 俺は兄貴のメールの内容を思い出す。 英二『………ニトロか』 ラッセル『良く分かりましたね? そうです、各フロアに ニトロが仕掛けられています。彼ら……といっても 犯人は2人だけですが 爆発物を取り扱うのに我々より長けている様です。』 英二『薫の居る場所は?』 シャロン『最上階よ…そこに犯人も一緒に居るわ』 シャロンは強い口調で説明する 英二『さっきからアンタは何なんだ? シャロンさん』 シャロン『はっきり言わせて貰うわよ? 日本の事件をこっちに持ち込まないで欲しいのよ… ただでさえ、 ニューヨークには事件が多いんだから 』 英二『それは…俺に言わず犯人の窪に言ってくれ 俺達、偕堂ファミリーは 被害者何だ 』 ラッセル『まぁまぁ…2人供落ち着いて下さい。 英二さん達は日本から来たのでお疲れだと思うので 直ぐ前に置いてある キャンピングカーを使って休んでください 』 英二『有難うラッセル大尉 』 ラッセル『お礼を言うなら事件解決の後ですよ 』 英二『そうだな…』 俺と宮、大介の3人は客人用のキャンピングカーに乗り少しの間だが休息を取る事にした。
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