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この族は……以前、俺が 高校時代に立ち上げた
族だ。それが今や親友の 手に渡り巨大規模な族として町では猛将として知られているらしい。
大介『良いか英二、さっきお前が言った強者達の事だが……』
大介の表情は少し暗かった
英二『どうした、大介?』
大介『お前の良く知る人物が揃っている 』
英二『俺の……良く知る人物?』
大介『寺澤正木、嶋田拓郎…霧島寵児、窪 淳也、 そして…永井、陽子に薫
後は寺澤や霧島に従う部下共だ。』
大介が挙げた名は俺が高校時代に以前、敵対する者達だった……。霧島に限っては長谷部の信頼する部下として顔見知りだ。
英二『……寵児までが。
猛の下に付いたのか 』
大介『…あぁ。正に今の猛は暴れ馬か、荒れる暴君といった感じだ』
英二『猛将か。成る程な………しかし、大介。
俺に其処まで教えてお前は大丈夫なのか?』
大介『心配するな…英二
俺は自分の身は自分で
守れる。 それに余り奴等とは関わるのを控えているからな 』
英二『相変わらずの傍観者の様だな…大介 』
大介は笑みを零してビールを口に加えた。
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