第二章 5月スタート!!

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「お兄ちゃん!」 「早菜!」 抱きついてきた早菜を受け止め抱き返す俺。はっきり言っておくが俺達はブラコンシスコンである。 「今日のご飯なに?」 「そうだな……カレーでいいか?」 「うん!いいよ!」 そのまま俺はまた強く早菜を抱きしめた。 「「いただきま~す」」 あのあと早菜と一緒にカレーを作った。寝かせておいていないカレーだから味は期待しないでいたが、まあ上出来だろ。 「お兄ちゃん美味しいよ!」 「良かった。早菜も作ったからかな」 言っておいてなんだが……くさいよね? 「そうなの?だったら嬉しい!」 早菜は鈍感なのかそれとも言わないでくれているのかは分からないが嬉しい事を言ってくれた。こんなに素晴らしい妹を持てたことに幸せを感じている。
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