第二章 5月スタート!!

11/36
前へ
/193ページ
次へ
説明するのを忘れていたが、こいつはこの時間帯に俺の家に来るとテンションが尋常じゃないくらいあがる。 早菜は楽しいから喜んでいるけど。 「だってさ!ここ最近響の家に来てなかったからさ嬉しくて!」 「それと抱き着く理由と何の関係が?」 「もちろん愛でしょ!」 「答えになってねぇ!」 「アハハッ!」 紗槻の行動をなんとか押さえて、朝早く起きる俺は寝ることにした。 「ん……あたっかい」 ………………寝れない。 「紗槻、頼むから静かにしてくれ」 「だって嬉しいんだもん!」 「スー……」 早菜は寝ていた。早菜は起きるのは苦手だが寝るのは早い。
/193ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3100人が本棚に入れています
本棚に追加