第二章 5月スタート!!

15/36
前へ
/193ページ
次へ
さて……残るは紗槻だ。 「すぅ……紗槻ぃぃ!!起きろぉぉぉぉぉぉ!!」 紗槻の耳元で叫んだ。といっても近所迷惑にならない程度だが。 「わあぁぁぁぁ!!何かあったの!?」 「朝だ、顔洗ってこい」 「なんだ……。せっかくいい夢見てたのに……」 なんか聞きたくなかったが一応聞いてみた。 「なんの夢?」 「響がキスしてきてくれてお互いの服を脱いだところ」 聞かなきゃ良かった!! 「変なこと言ってないで顔洗ってこい!!」 「はぁい」 ……言っておくが俺は簡単にそういう事をしようとは思っていないぞ。 紗槻は顔も良くてプロポーションも(美佳ほどではないが)良い。迫られたときは結構動揺するんだが、もし付き合っていても軽率なことをしてはいけないと思っている。
/193ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3100人が本棚に入れています
本棚に追加