第二章 5月スタート!!

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「行ってきまーす!」 着替えをすませ、3人で家を出た。 「お兄ちゃん、紗槻さん、じゃあね!」 学校が正反対にあるため家の門を出たら別れなければいけない。 ちょっと悲しいのは内緒だ。 「頑張れよ」 「バイバイ!」 笑顔で早菜は学校へ歩いていった。 「忘れないでね?」 「分かってるよ」 この近くに〔ポトル〕というケーキ屋がある。そこのケーキは美味しいのだが値段がそれなりにいい値段なのだ。 個人でやっているらしく、修業をつんでようやく店を出したらしい。 財布の中は……大丈夫だ。 「今からが楽しみ!」 俺から言ったんだし、いいか。
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