第一章 プロローグ

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えっ?かわいそう?いつもの事だ。朝だから軽いウォームアップでちょうどいい。俺は陸をいじめるのを毎日の楽しみにしているんだ。これは秘密だからな。 HRが終わり廊下に出ると……。 「ひぐっ……えぐっ……え゛……」 まだ泣いていたのか……。というか良く先生に見つかんなかったな……。 「まだ泣いてんの?」 「だって……だって……響がいじめるから」 「ああ、ごめんな?」 「いいんだよ……わかってくれれば」 「俺が陸をいじめたから床が汚い涙でいっぱいになっちゃったな……床に謝んないと」 またまた光の速さでツッコんでやった。 「うっ、うわぁぁぁぁぁぁぁん!」 うん、これで良し。後は……。 「響ぃぃぃぃ!!」 紗槻から逃げることだぁぁぁぁ!! 「来んじゃねぇぇぇぇ!!」 ちなみにこれが毎日の日課だ。これで残りの生活耐えれるのかな……。
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