およそ一兆個のアイディアを持つおっさん

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 おっさんは生前、作家を目指していた。 だが体があまりにも小さくペンを持てなかったので夢を追えないまま死んでしまった。   おっさんは死んでも夢を諦めることができず、この世にお化けとして現れ夢を追うことにした。     おっさんは寂しそうにそう話してくれた。 でも今はちゃんと世間に作品を出すことができて、それが認められて嬉しいとも言っていた。  
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