630人が本棚に入れています
本棚に追加
勇「え…?何これらの書類は?」
レ「あぁ、報告書などだ。」
そう言って、レイドとギガも書類を机に置いた。
魔「俺らの書類、皆の三倍はないか?」
ギ「そりゃあ…お二方は会長ですもの。」
勇「ねぇねぇ、レイド君…君は、いつ会長になったの?」
レイドは少しため息をついて…
レ「俺じゃあない。お前だ。」
勇「違う」
ギ「勇者様…本当にです…」
勇者は驚いた顔をして、会議室から逃げようとしたが、レイドが後ろから羽交い締めにした。
勇「忘れてた~!!!」
などと言っていると会議室のドアが開いて記者達が流れ込んできた。
『『『何があったんですか!!?』』』
勇「いや、何も無いですよ♪」
勇者は記者達が流れ込んできた、コンマ数秒の間にレイドを振りほどいて顔を作っていた。
レ「…………。(怒)」
勇「さぁさぁ、会議を初めようか?」
ガ「記者さん達…会議中ですぞぉ?」
そう言うと、記者達は急いで会議室から出て行った。
勇「ガンズ爺さんは、ボスにゃあ見えないなぁ。」
ガンズ爺さんは暗黒の魔法を使い、世界を破壊しようと考えているボス役だ。
それと、子供達はこの年に一回の会議を毎年楽しみにしているのだ。
その裏事情をしっていながらも、子供達は勇者になって魔王を倒そうとしている。
しかしやはりゲーム内での主人公が活躍するのだ。
年に一度主人公の座を争う大会が全てのゲームで行われる。
それに勝つと主人公の座を頂けるのだ。
勇「魔王を倒すと、魔王から自腹で小国の国家予算並のお金が貰えるからな。だから、魔王達は本気で勇者を倒しにいくんだ♪
あ、んならなんでレベルが低い内に倒さないかって?そこんとこは裏事情に決まってるんじゃないか♪」
最初のコメントを投稿しよう!