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「そうだな。だけど、俺にはまた生き返る機会を見計らってる様にしか見えないんだけど。」
リンクはガノンドロフの隣へ並び、石像を見た。
「出来るならばそうしてやりたい。だがわしはこの剣に触れることは出来ぬ。」
ガノンドロフの手は剣を通り抜け、空を切った。
「…虚しいことよ。」
二人は再び上を見た。
光が届かない海底から海上を見ようとしても、暗い海が広がるだけ。
「なあ、ガノンドロフ…。海上の世界はどうだった?」
リンクは海上を見つめながら、ぽつりと言った。
「…何故知りたいのだ?」
「興味があってね。それに、なんでお前は復活した?」
「…………。」
「教えてくれよ。」
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