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「職種はどんなん何ですか?」
この質問に対し、
「言っちゃっていいの?」
とか小声で相談し始めようとするが、
「別にいいんじゃない」の一言で綾は仕事についての話を始めた。
「私たち実は……声優なの」
「……は、はいー!?」驚きを隠せなかった。
それであまりの驚きに単調なリアクションをしてしまった。
「じゃあ、しょ……証拠を見せてもらっていいですか?」
動揺を隠せない俺に、
「ねぇ、どうするの?」「いいじゃん。やろうよ。あのシーンなんてどう?」
「えっ……まさかあのシーンを……」
とひそひそと小声で相談し合う。
「じゃあ……僕らでこの間放送された【●●●●】というアニメの1シーンをやります」
すると綾と椋の目付きはプライベートから仕事の目へと変わっていった……
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