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「と言う告白はどうだろうか?」
恭介が真顔で僕に聞いてくる。
僕はどう反応していいのかわからず、
恭介に聞いてみた。
「ねぇ恭介」
「なんだ?」
「なんでそんな真顔なの?」
「さぁ」
「それに、なんで僕が告白されてるのさ」
「さぁ」
「……」
「……」
「あ~あ」
互いが無言になって数秒、
恭介が言う。
「やっぱ俺たちにこう言う恋ばなは向いてない。
やっぱ女がするもんだな」
「……そうだね」
僕も苦笑いをしながら頷く。
「よし、じゃあ次は……」
そう言って恭介はまたしゃべり始めた。
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