少年と黒猫

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      タバコを買いに行くだけでも 結構歩いて行かなければならないド田舎。     街灯もない田舎道。 道を照らすのは月明かりだけ。               タバコを買い、家に帰る途中 ピアノの音が聴こえてきた。     『こんな真夜中に……?』     俺は、その音のする方へ歩いて行った。   懐かしい音色…。     あいつの奏でる音に 似ていたから…。         だんだん音が小さくなっていく。 俺はその音の元に走っていった。
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