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いつもの待ち合わせ場所、そして、誠はそこに居た。
トントン!
助手席のドアを叩いた。
乗って!
誠は、手招きした。
私は、ドアを開き
久しぶり!
そう言いながら、車に乗った。
誠は、私が助手席に座った途端、私を引き寄せ抱き締めた。
紗香…会いたかった。
私も…
誠の腕の中に居ると、不安は消えて居た。
誠は、キスをして、私から離れた。
そして、
行くよ!
そう言って車を走らせた。
どこに行くかは、聞かなくてもわかる。
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