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「……これで今日の仕事は終わりね」
「お疲れ様です、華琳様。お茶をどうぞ……」
「あら、ありがとう。桂花」
ここは城内にある華琳の執務室。
華琳こと曹操は今日の執務を終え、一息ついている。
華琳は桂花から湯のみを受け取ると、それにゆっくりと口をつけて飲み始める。
「あの……どうでしょうか?」
「少し……熱いわね。舌が少し火傷してしまったわ」
「す、すいません!」
桂花は必死に頭を下げる。
だが華琳はどうやら怒ってはいないようだ。
「ふふふ。桂花にはお仕置きをしなきゃね……」
「お仕置き……ですかぁ?」
桂花が色っぽい声を出す。
華琳はそんな桂花を見てクスッと笑う。
「そうよ。じゃあ桂花、私の舌が熱くなってしまったから、どうにかして頂戴」
「は、はい……」
桂花は目を爛々と輝かせながら華琳の側へと近寄っていく。
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