第一章:桜舞い散る朝

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第一章:桜舞い散る朝

  しんしんと・・・     雪が降っていた・・・     空は晴れ渡り     綺麗な満月が出ていた     それでも桜は枯れなくて     薄桃色の花びらは咲き乱れ     白い地面に紅く落ちてゆく     一番大きな桜に手を添えた少女は・・・     ただ、それを見ているしかなくて・・・     ただ・・・こころで涙をながすしかなかった・・・  
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