ありがちその2*学園

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ねねが教室から去り、少しの時間が過ぎた。   教室に、生徒が登校してくる。   「…なんだこれは?」 「ともだちになってください…?」 「成程、友を探しておるのだな!よし、我らが友になってやろう!」   はじめに教室に入ってきたのは最近出番の多いあの三人組。三成、幸村、兼続の義士三名(?)だ。 どうやら小太郎にメールを送るつもりらしい。     「おはようございます。何かあったんですか?」 次に教室に入ってきたのは後ろで綺麗に髪を束ねた美女「私は女ではない!」…もとい美男子、森蘭丸だ。   「ああ、風魔小太郎が友を募集しているらしい。」   「そうなんですか。なら私も帰ったらメールしてみますね。」     ガラッ   また人が教室に入ってきた。   「おはようございます、皆様。」 「皆、おはよう。」 朝から仲良く二人で登校してきた浅井夫婦だ。この二人も黒板を見た。二人ともメールしてあげるらしい。     「…だから!この前も言ったでしょう?もう娘に近づかないで下さい。」 「父上、孫は悪くないのじゃ!」 「だってよ?」 「何故こんな男を庇うのですか!」 続いて口喧嘩しながら教室に入ってきたのは、明智親子+孫市。ちなみに光秀はガラシャが心配でついてきただけである。     「武蔵、今日こそ斬り合おうよ…。」 「ったく血の気の多い奴だな!」 さらに、武蔵と小次郎。     そして、ねねが戻ってきた。
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