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ねねが教室から去り、少しの時間が過ぎた。
教室に、生徒が登校してくる。
「…なんだこれは?」
「ともだちになってください…?」
「成程、友を探しておるのだな!よし、我らが友になってやろう!」
はじめに教室に入ってきたのは最近出番の多いあの三人組。三成、幸村、兼続の義士三名(?)だ。
どうやら小太郎にメールを送るつもりらしい。
「おはようございます。何かあったんですか?」
次に教室に入ってきたのは後ろで綺麗に髪を束ねた美女「私は女ではない!」…もとい美男子、森蘭丸だ。
「ああ、風魔小太郎が友を募集しているらしい。」
「そうなんですか。なら私も帰ったらメールしてみますね。」
ガラッ
また人が教室に入ってきた。
「おはようございます、皆様。」
「皆、おはよう。」
朝から仲良く二人で登校してきた浅井夫婦だ。この二人も黒板を見た。二人ともメールしてあげるらしい。
「…だから!この前も言ったでしょう?もう娘に近づかないで下さい。」
「父上、孫は悪くないのじゃ!」
「だってよ?」
「何故こんな男を庇うのですか!」
続いて口喧嘩しながら教室に入ってきたのは、明智親子+孫市。ちなみに光秀はガラシャが心配でついてきただけである。
「武蔵、今日こそ斬り合おうよ…。」
「ったく血の気の多い奴だな!」
さらに、武蔵と小次郎。
そして、ねねが戻ってきた。
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