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森です はじめましてよろしくお願いします。 さて 私の中には リナという 女の子がいます 森で 産まれ 森で育ち 森で生きている リナです 私は主人公ではなく あくまでも主人公は 私の扉を開き 入って来た 人間達が 主人公です リナが 現代世界へ向け出かけましたね 彼女の姿は 特には 目立つ者ではなく いたって普通の高校生くらいの女の子です が・・・ (女) 貴方そこで 何してるの? 話しかけたのは 歳の頃 二十代位のOLですかね (リナ) あなたには 私が見えるのね? 交差点のど真ん中で リナが 彼女に話しかけました (女) こんな所にいたら 誰でも気になるじゃない しかも 邪魔よ💢 リナが立ってたのは スクランブル交差点 そう そのど真ん中です (リナ) あなたは私が必要なの 森へ行く人 ・・・ (女) 訳のわからない話しをしてる暇は無いわ 忙しいから 早く どいてよ💢 彼女が怒鳴りながら 周りを見渡すと 人はいなく 点滅する信号機でさえ 動きを止めらた様に 街は 静かだった (女) 何?どうしたの? (リナ) あなたの心の中・・・ (女) 私の心・・・?(リナ) 忙しいから そう言えば 嫌な自分から 逃げられる そう思ってるの? (女) 何言ってるの?本当に忙しいのよ 休んだりしたら 大変な事になるわ (リナ) そうかしら。 断ると 嫌われる だから 全部引き受けてない? (女) 嫌われるのは みんな同じく嫌でしょう? 当たり前じゃないよ (リナ) 違う 無理して 体や心まで 粉々にしてまでも 何を守ってるの? (女) 守って・・・?(リナ) 誰も ましてや 貴方を本当に心配してくれる人は 望んでないわ (女) 分かるけど 仕方ないのよ 私の代わりなら いるから このまま ほっといてくれないかな?(泣) 彼女は 荒々しく怒りに満ちた言葉から 悲しげな 言葉へ 変わっていっていた (リナ) 貴方は今 自分と話してるの 私は貴方だもの 貴方が私を呼んで 私はここにいるの もう 疲れた 助けて そう 聞こえたから (女) 私が疲れた? ・・・ そうね でも (リナ) 普通なら 頑張ってるね で 済む事でも 貴方には ただ もっと努力しなきゃ って言われたのと同じ事 十分なのよ (女)・・・う う 貴方には
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