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(リナ) 貴方にはもう 十分過ぎるほど 努力したわ (女) ・・・ ただ 泣きじゃくり 彼女は そこで うずくまっていた (リナ) お疲れ様 もういいよ 少し 休みましょ リナが そう言うと 彼女の心から 少しだけ砕けそうな 玉が 引き寄せられた様に リナの手のひらに 落ちた リナは それを 優しいなで 小さな声で アナタの傷は私が直すわ 安心して リナは それを 服にしまい 瑠璃色に輝く玉を 彼女へ 放した プップッー‼ 車のクラクションが 彼女へ聞こえた 我にかえった 彼女は すたすたと 何も なかったかの様に 歩いて 行った
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