4/4
前へ
/5ページ
次へ
(女) 私 どうして あんな所で? 何だろう 誰かと話してた気がする 思い出せないわ・・・? 何か 気分が いつもと違うわ・・・ とりあえず 仕事に行かなきゃ 独り言をつぶやきながら 彼女は 歩き始めました。 (リナ) 壊れ気味なこの心 今私が 治してあげるからね 森へ帰って来たリナは 森の中にある 泉に 玉を手のひらにのせて ゆっくりと撫で囁いた (リナ) 疲れたでしょう? ゆっくり休んでね そう言うと 手のひらの玉から 黒い濁った何かが出て 少しずつ色を変えていった その玉を 静かに 泉に 沈ませた (リナ) おやすみなさい そう これが リナのすべき事である 貴方が もし リナに似た女の子に 出会ったら ・・・ きっと 何かに悩み 苦しいと 心が叫んでいるのですよ また お会いしましょう 今回は ここまで では 時をゆっくり過ごして下さいね
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加