序章§歴史学者の考察記より§

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演義「アルド王国戦記」についての考察     『人々は後の世に、こう記すのだろう   史上最もすぐれた王は二度王冠をかぶりし者「暁の王」であると   そして最も悲しき王であると   では私はなんと書かれるだろうか   私の名は「無知の王」   最も愚かな王   そして幸福な王』      「無知の王 手記」より引用      アルド王国戦記において「無知の王」は「白昼の王」又は「繋ぎの王」と記述されている。  それは王自身の予想に反し、後の世の人々が王を英雄と呼んだためである      歴史学者 アーノルド・エリアルの史学考察記より
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