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戻った二人はさっそく沖田に弄られるわけで………
「もぉ!二人して何してたんで
すかぁ~?」
「空みてました♪」
と素でそう答える珠里に少し唖然とする沖田達。またまた珠里は疑問符を浮かべながらも百合の元へと向かった。
「ね、ねぇ、土方さん……」
「なんだよ……」
「何もしなかったんですね」
ありえないというふうに言う沖田に若干怒りぎみの声を出す土方。
「こんな短時間に節操なしみた
いな事するかよ……」
「あぁ。つまり手は出したかっ
たんですね……」
そう勝手に解釈する沖田に反論しようとした土方だったが、原田に邪魔された。
「副長~♪今夜もすか?」
酔っていて近寄ってくる原田はものすごく酒くさく、質が悪かった。
「うっせぇよ、原田」
「えぇ~!今日こそ聞かせて下
さいよ!」
何の事だ。と不機嫌そうに言う土方を恐れもせずに言う原田。
「何って……夜の事っすよ♪」
それ以外何があるんすか。と真面目な顔をして言う原田に一瞬ポカンとする土方。
「ねぇねぇ、やっぱすげぇの?」
もう酔っぱらいオヤジ原田。いや、酔っぱらいオヤジよりも原田なだけに質が悪い。
「うっせぇな……」
「なぁなぁ、どんな風になくん
だよ~」
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