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男の子が私の目の前で
ピタリと止まる。
男の子「…もしかして、バスケ部の吉河先輩?」
なぎさ「…へ?…あ、はい!バスケ部の吉河先輩です」
ん?今自分で「吉河先輩」って言ったよね。
やべ、なんか恥ずかしい~!
男の子「やっぱり!先輩有名だし、僕いつもここから見てるんですよ」
家庭科室の窓からは、ちょうどグラウンドのバスケコートが見えるらしい。
なぎさ「あ、そうなんだ?なんかいつも見られてるって、は、恥ずかしいなぁ~!」
男の子「はい!僕、ここでお料理を作りながら先輩のこと見るの好き…なんです」
なぎさ「へぇ~!ねね、バスケしてる時の私どんな感じ?」
なんかいろいろ言われて嬉しかったので、聞いてみた。
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