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「最近毎日来るわね、二人して」
「そりゃ、暇だし。霊夢に会いたいし」
「貴方が1人で何か溜め込んじゃわないか、心配なのよ」
あの日から。
気がついたら、いつも魔理沙と紫が側にいた。
二人とも、とても優しくて。
何だか安心した。
「ありがと。お茶、入れてくるわね」
二人の為に。
今日も、霊夢はお茶を入れる。
そんな彼女の心を表すかのように。
空は雲ひとつなく晴れていた。
fin.
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