幻想郷の年越しとお正月

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年明けの瞬間は、何かすごかった。 あちこちで新年の挨拶が飛び交った。 ついでに、飲み比べしながら年越しした連中もいた。 「今更だけど、あんたらは良かったの?仕事は?」 「大晦日は早めに終われるんです。お正月はお休みです」 「閻魔なのに?」 「閻魔なのにです」 それはそれでいいのだろうかとふと思ってしまった自分がいた。 そして。 「おーい、霊夢」 「あら魔理沙」 「こっちで一緒に飲もうぜ」 「少しだけね。お正月は参拝客来るから」 「分かってるぜ」
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