接近

3/3
前へ
/13ページ
次へ
一「おーい。北斗ー。聞いてるかのー。」 北「・・っえ?ごめ、ぼーっとしてた。」 一「どうしたんだよー?さっきから焦点定まってないぞー。悩みでもあんのか? あっ、まさか好きな奴でも出来たとか?」 (ギクっ・・。) 北「そ、そんなことないよ!!」 一「本当にかぁ?・・なんかお前、あれみたいだぞ。・・恋する乙女」 北「お、、乙女って・・・。オレは男だ!」 一「ん、知ってる。でも北斗、お前今顔真っ赤だぞ!」 一は完全にオレを疑ってる。 北「ち、違うよ!今暑いだろ!?だからだよ、だから!」 やっやべー。平静を保てない・・。 一「ふぅーん。まぁいいや。相談ならいつでも乗るぜ。」 (ふぅ。危なっかた。) なんだかんだで、一はオレのことを心配してくれてる。しつこく聞いてこないし。 本当、最高な奴だ。 (ただ、見透かされてる気がする・・。まっまだ好きになったワケじゃないし、言わなくて平気だよね。) 一「北斗ー。早くしろよ。部活、遅れるぞ。」 北「あっ、ちょっと待ってよー。今行くー。」
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加