出会い

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私は一人心の中で華麗なノリ突っ込みをしながら歩いていると、ようやく私が住んでいるマンションが視界に入ってきた。 私はバックから携帯を取り出し今の時間を確認する。 時間はすでに9時を回っていた。 私の見たいテレビ番組は9時からなので既に始まっている時間だ。 「あ~、もうちょっと早く歩けばよかった。」 私は少し後悔をしながら小走りでマンションへと向かう。 そこで私はある違和感を耳に覚える。 「何……?」 今何かが聞こえたような気がしたんだけど。 「気のせいかな?」 私は気のせいだと思いまた小走りを始める。 しかし私はまたもや足を止める。 「やっぱり何か聞こえる……」 私は耳に手を当てて耳を辺りに傾ける。 「お兄……ん」 「ゴミ置場の方から聞こえる……」 私は音の正体を確認するべく、ゴミ置場の方へと向かって行った。
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