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キャットリボン軍アメリカ本部
スタスタスタ
一匹のキャットが立派なドアの前に立ち止まる
トントン
「ジーンです」
「おうジーンか。入れ」
「失礼します。」
そこには立派な勲章を何個もぶらさげたキャットが椅子に座っている。
椅子を回し、正面に向き直る。
「此度のはたらきごくろうであった」
「はっ!」
「流石、シークレットチームC.A.TのNO1なだけがある」
「大佐、スレンダーがいれば私はNO2でした」
「なにを言っている。スレンダーの死はお前のせいではないんだぞ」
、、、二匹の間にはしばらく沈黙がながれた。
「失礼します。」
「うむ。いまはゆっくり体をやすめろ」
「はっ」
ジーンはそういうとドア開け部屋から出ていった。
さびしげな瞳でうつむく大佐。
「あいつ、まだあのことを、、、、」
キャットリボン軍日本本部
「ジャマイカン大将!通信がはいってます!」
一瞬にして本部全体に緊張がはしる
それもそのはずだキャットリボン軍にとってこれ以上とない敵が人間ではなく、ドックリボン軍なのだ。
ピーピーピピ
モニターにマルチーズが映し出される
「俺だヘッケンだ。久しぶりだなジャマイカンよ。」
「なにが久しぶりだ。人の耳をちぎっておいてよくいいやがる」
「おいおいおい。俺も左目がねえんだ。お互い様じゃねえか」
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