戯言

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振り払おうと 伸ばした手を 何を勘違いしたか掴まれて 思考が揺らいだ自分に苦笑した 助けなんて 求めてないと言ったところで 只の強がりだと思うんだろう そんな可哀想なモノを見る目で 僕を見ないでよ 高いトコロからの見物は愉快かい 掴まれた手を強く握り返したのは 離されない為でなく 君を傷付けたかったから 僕の笑顔の訳を君は知らない
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