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概要   この日には、子供が1年間の享楽費となるお年玉を誰彼構わず請求できる日である。   この日ばかりは普段慎ましい日本の子供たちも、親戚中を渡り歩いたり、隣近所の玄関先でヤンキー座りして凄んだり、神社の賽銭箱を覗き込んで過ごす。   その一方で年頃の子供がいる両親や、甥や姪がいる人は受難の日であり、うっかり財布の中に紙幣なんぞを入れていると、レシートだけ残して全部奪われる危険性がある。   このため近年では、お年玉の習慣が無い日本国外へ脱出する「お正月難民」も多数でている…が、海外渡航費用とお年玉の収支バランスの関係もあり、少子高齢化の昨今ではお正月難民で日本全体が海外流出しないで済んでいる。
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