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―夕方
日が暮れ、あたりが暗くなり始めた頃
藍「紫様、起きて下さい」
紫「んー…」
藍「ゆかr…」
藍の足元に穴が出来ていた
…………。
廊下を歩きながら藍が愚痴をこぼす。
藍「まったく…ホントにスキマ使うなんて…」
紫「謝ってるじゃない、次から気をつけるわ」
藍「その言葉、何度聞いたかわかりません…」
紫「それはそうと橙は?」
藍「あ、そうです…朝方に人が倒れていたので今その介抱をしてます」
紫「行き倒れ…?」
藍「いえ、それが…」
橙「きゃはは!」
藍「?」
紫「橙の声ね」
藍「誰か来ているのか?」
藍が声のする方に歩きだした。
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