紅の瞳の侍(仮

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紫・藍・橙「…。」 箸が止まっている。 一人を除いて。 ???「おかわりお願いします」 紫「よく食べるわね…幽々子ほどじゃないけど」 橙「凄いです」 藍「ふむ、だが作った身としては嬉しい食いっぷりだな」 反応は様々。 ???「御馳走様でした、すごく美味しかったです」 青年は箸を置き手をあわせながらいった 橙「元気になりましたね」 藍「…口元にご飯粒が付いてるぞ?」 ???「と…」 ご飯粒を食べながら青年は言う。それを見た藍はフッと笑った。 藍「見た目では判断しかねたがわんぱく小僧、というわけか」 夕御飯が終わり、お茶を勧められしばらくすると―。 紫「私は少し出かけてくるわ。藍、何かあったらよろしくね」 藍「はい、行ってらっしゃい」 橙「行ってらっしゃい、紫様」 紫はスキマを開き、その中に消えていった。
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